ポケットティッシュケースの無料型紙を公開!
パーツは1個でシンプル構造。とっても作りやすいですよ。
型紙は、こちらから印刷できます。
※A4サイズで印刷してください。
※PDFのダウンロードも可能です。
制作手順は本記事をご参考ください。
ポケットティッシュケースの機能
本品は、バネホックを開けてそこからポケットティッシュを入れます。
そして、革に施した切れ目からティッシュを出し入れする仕様です。
造りは至ってシンプルですが、使い勝手は申し分なしです。
ちなみに、ティッシの出口を作らなければ、小さいポーチとして機能します。
お薬とか細かいものを入れるのにも使えますよ。
ポケットティッシュケース製作【用意する素材】
必要な素材
- 革素材 (1mm推奨)
- バネホック小 1セット
- 縫い糸
革は、A4半分くらいのサイズになります。
ポケットティッシュケースの作り方
ポケットティッシュケース製作は、1時間~2時間位を目安にしてみてください。
では、作り方をご紹介します。
型紙作成
無料の型紙を印刷して、型紙を作りましょう。
まだ印刷してない方は、こちらからどうぞ。
ゴムのりなどで厚紙に貼って切り取ってくださいね。
※撮影後、分かりやすいように型紙をバージョンアップしました。
見た目に若干の違いがあるかと思いますが、ご了承ください。
床面処理
粗裁ちして床面処理しておきましょう。
(床面処理は好みなので、省いてもOKです。)
革の裁断
型紙に沿って革を裁断していきます。
バネホック用の穴開け
型紙の〇印にハトメ抜きを施しましょう。
バネホック小を付けるので、写真下の穴が8号、上の穴が15号です。
ティッシュの出口
型紙の線に沿って、ティッシュの出口用の切り込みを入れましょう。
切り込みが入ると、こんな感じになります。
切り込みの両端には、ハトメ抜き6号で穴を開けています。
この穴は無くても問題ないですが、できれば空けておきましょう。
また、切れ目に沿って捻引きして上げると、完成度が上がります。
捻引きについては、こちらの記事をご参考ください。
メモ
切れ目のコバ磨きは、縫う前の方がやりやすいので、このタイミングでやっておきましょう。
菱目を開ける
革の両サイドに菱目を開けていきます。
開ける位置は、型紙の破線を参考してください。
4mm幅の菱目打ちで丁度良い感じになっています。
※3mm幅などを使う場合は、終点の位置を調整してください。
また、出来上がりの形になるよう、革に折り目を付けておくと良いでしょう。
菱目の終点をどこにするか、決めやすくなります。
折り目を付ける位置は、型紙の点線の位置を参考にしてください。
バネホック取付
菱目を開け終わったら、縫う前にバネホックを取り付けましょう。
バネホックの付け方は、こちらを参照ください。
縫い作業
革を折り曲げて重ねつつ、縫製作業を進めます。
メモ
より丈夫・綺麗に作るなら、縫う前にサイビノールなどで革を貼り合わせておきましょう。
もう片方も縫い進めましょう。
仕上げ⇒完成!
縫いが終わったら、仕上げのコバ磨きなどを施して・・・
ポケットティッシュケースの完成です!
基本は持ち運び用ですが、机の上に置いてもなかなかです。
シンプル構造のポケットティッシュケース、ぜひ作ってみてくださいね!