革のストラップの作り方をご紹介します。
カシメ打ちを施すだけで、とっても簡単に作れますよ!
革のストラップを作る 必要な道具一式
革のストラップ制作に必要な道具
- 革(1mm~1.5mm推奨)
- ハンマー
- ゴム板
- ハトメ抜き
- 打ち台
- カシメ打ち具
- カシメ金具
- クリップ
- ナスカンやキーリングなどの金具
※その他:カッター、コバ磨きなど
革は1mm~1.5mmが推奨です。
上記の厚さであれば、クラフト社の「両面カシメ 小 並(足6mm)」で作ることができます。
このストラップは、革を3枚分重ねてカシメ打ちをします。
革が2mmだと、革の厚さだけで計6mmに。
すると「両面カシメ 並(足6mm)」では付けられません。
2mm以上の革を使う場合は、「両面カシメ 小 足長(足9mm)」を使いましょう。
本記事ではナスカンに革を通していますが、通す金具はお好みでアレンジできます。
メモ
ナスカンやキーリングを、Amazonなどでお好みのモノを探してみましょう!
100円ショップ(セリアなど)にも置いてあります。
革のストラップの作り方 4ステップ
革のストラップは、全4ステップで完成します。
ストラップは、1本の革パーツから作るので、長さ・太さはお好みでOKです。
見本と同じサイズのモノを作りたい場合は、以下の型紙を使ってください。
step
1革を切る
革をお好みのサイズに切りましょう。
私は、長さ21cm、幅1cmで作っています。
お好みで、角やヘリを落としておきましょう。
step
2革を曲げる
革をストラップの形になるように曲げます。
曲げる位置はお好みで大丈夫です。
私の場合は、先端を3cm残して、残った分を半分にしています。
残した3cmの部分も、もう片方の先端を巻き込むように折り曲げます。
ズレないよう、3枚重ねてクリップで留めておきましょう。
ココがポイント
ナスカンを先に入れて、スペースをキッチリ確保しておく!
step
2カシメ用の穴を開ける
カシメを通す穴をハトメ抜きで開けましょう。
先程3枚重ねたところを開けていきます。
穴の位置もお好みです。
私は、3cm残した先端の半分の1.5cmのところに穴を開けました。
革が厚いと、一気に3枚貫通は難しい場合は、1枚ずつ外しながら開けていきましょう。
使うカシメ金具もお好みサイズでどうぞ。
私は「両面カシメ 小」を使っていますので、ハトメ抜きは8号を使用しています。
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先端の部分と、ナスカンが入る部分のコバは、カシメを留めてからだと磨けません。
点線の部分は、先に磨いておきましょう。
ただ、3枚革が重なるところは出来れば最後に。
コバの一体感を出すために、重ねた状態で磨きたいな。
step
4カシメ打ちをする
穴が重なった所にカシメ打ちをしましょう。
ここでも、ズレないようにクリップで留めておきましょう。
カシメ打ちが出来たら、完成です!
仕上げにコバを磨いて更に良い感じに。
ついでにミンクオイルを塗ってツヤも出しました!
革のストラップ 使い道
こんな感じでカバンのファスナー付けたりして楽しめます。
ナスカンを使用していますが、金具はお好みのものを付けられます。
例えばこんな使い方もいいですね!
革のストラップの使い道
- キーリングにしてカギに付ける
- ゴム紐にしてカメラに通す
刻印を入れたりしてみても面白そうですね!
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