レザークラフト用の革素材はどこで買うのがいいのでしょう?
近くに革素材を打っているお店があれば良いのですが、なかなか見かけませんよね。
本記事では、初心者の方が安心して革を買えるオススメショップを7つご紹介します!
また、最初に革を買う時のオススメの方法も書いています。
レザークラフト覚えるなら
革を買う オススメショップ7選
ここで紹介するのは、こんなショップです。
- 私が実際に利用した&興味深いショップ
- 「革素材 購入」で検索上位に表示される
※2022年4月 調査時点
それぞれのショップの簡単な特徴も含めて、ご紹介していきます。
レザークラフト・ドット・ジェーピー
- 【取り扱っている革】
国産と外国産 - 【道具や副資材の取り扱い】
有り(入門セット多数) - 【特徴】
「オークション」カテゴリがある
クオーツなど時計づくり用部品がある
おもしろいことに、1週間ごとに「オークション」品が販売されます。
1円スタートがあるので、上手に入札できれば、革や道具がお得にゲットできるかもしれません。
また、商品を買うとオマケがついてきます。
無料プレゼントキャンペーンということで、買い物をすると、なんと無料でもらえます。
もらえる物は半月位で入れ替わるのですが、例えばこんなものがもらえます。
開封するとこんな感じ
こちらのペンケースなんか、初心者キットとしても向いていますね。
作り方もショップに専用ページがあって、確認しながら作れます。
これからレザークラフト始めようという方には、無料でキットが手に入るチャンスになります。
ちなみに、会員であればオマケではなく、ポイントで還元してもらえるというサービスもあります。
和乃革
【和乃革】
- 【取り扱っている革】
国産のみ - 【道具や副資材の取り扱い】
無し(革専門) - 【特徴】
自社の契約タンナーでの製造。
革への並々ならぬこだわりが伺える。
革のみの取り扱いですが、自社で製造しているこだわりの国産革を取り扱っています。
扱っている革は、染色仕上げのヌメ革です。
少々値段はお高めですが、質がとても良いです。
こちらは和乃革を使った作品づくりの風景。
ツヤツヤで手触りもしっとりしてて滑らかです。
染料仕上げなので、革本来の表情も楽しめるという魅力もあります。(顔料仕上げだと革の表情は塗りつぶされ消える)
「染色されている時点でヌメ革ではない」という意見もあったりしますが、革としてはかなり良いモノです。
Phoenix(フェニックス)
【Phoenix】
- 【取り扱っている革】
国産と外国産 - 【道具や副資材の取り扱い】
有り - 【特徴】
取り扱う革は、全て天然皮革
高級な菱目打ちやヘリ裁ち棒など、専門道具も豊富
合皮の取り扱いがなく、全て天然皮革です。
「天然の革で作品を作りたい!」という方は、合皮と間違えるリスクが無いので良いですよね。
Phoneixオリジナルレザーという商品もあります。
道具に関しては入門用のモノばかりでなく、中級者から上級者好みの道具が豊富にあります。
なぜか、他のサイトでは買えない道具が、フェニックスには置いてあることが多いです。(私が欲しいものがたまたまそうなのかもしれませんが。)
そのため、道具を探す時は、私はまずフェニックスにお邪魔してます。
レザーマニア本店通販
【レザーマニア本店通販】
- 【取り扱っている革】
国産と外国産(主にイタリアなど) - 【道具や副資材の取り扱い】
有り(入門セット多数) - 【特徴】
値段表記がデシ価格ではない。
購入の際はサイズを要確認。
とにかくカットレザー(小さく四角形にカットされた革)が多いお店です。
半裁のように大きい革ではなく、「この革を少しだけ欲しい」という時に便利です。
革は、半裁などで販売しているお店の方がデシ単価は安くなります。
なぜなら、1回の買い物単価が上がりますし、革を売るのに無駄が出ないからです。
反対に、カットレザーの場合は、革をわざわざ四角形にしています。革は元々動物の形をしているので、四角形が取れない部分は余ることになります。(ハギレになる)
なので単価は高めです。
【こんな時に便利】
- とにかく色々な革を試してみたい時
- 部分的に使う革で少しだけ欲しい時
いろんな革を試そうとして、半裁をいくつも買っていたらとんでもない金額になります!(半裁は15,000円~25,000円位する)
ハガキサイズのカットレザーなら数百円で買えるので、気になった革を手当たり次第にハガキサイズで買うというのも有りですね。
革販売のミヤツグ
【革販売のミヤツグ】
- 【取り扱っている革】
主に外国産 - 【道具や副資材の取り扱い】
無し(革専門) - 【特徴】
革の部位で絞り込める。
革の直営店です。デシ単価80円前後の取り扱いが多く、とにかく安い!革を買うなら必見です。
これは直営店だからこそできる価格設定ではないかと思います。
ネットショップではあまり見ないスエードの革も扱っています。
【個人的にオススメの革】
- 牛スエードの【ロンドン】
- プルアップの【モストロ】
- オイルプルアップの【バッカス】
漉き加工はプラス550円ですが、0.1mm単位で指定できます。
革の耐久ギリギリまで漉いてくれますので、とてもありがたいです。
LEATHER WORKS
- 【取り扱っている革】
国産、外国産 - 【道具や副資材の取り扱い】
有り - 【特徴】
中級者向けの道具の取り扱いも有り。
※アイロンごて、ハンドカッティングプレスなど
ぱれっと
【ぱれっと】
- 【取り扱っている革】
主に外国産(?) - 【道具や副資材の取り扱い】
有り - 【特徴】
出来合いの製品販売も有り。
特に女性に人気な商品ラインナップ。
革を買う時のショップの選び方
最初は、革を選ぶ時にかなり迷われると思います。
私も、Amazonや楽天を含め、本当にたくさんのショップを見てまわってきました。
その結果、私も良く使うお気に入りショップは以下のとおりです。
上記ショップには、自分が欲しい革や道具が集中してあるので、好んで利用させてもらっています。
ココがポイント
それぞれの特徴を見て、まずは自分にあったショップ選びをしてみましょう!
値段が安いサイトはある?
基本的には、どのショップも適正価格で扱われているので安心です。
ただし、同じヌメ革でも良い革は高いですし、いまいちな革は安くなります。
最初は、値段の良し悪しは考えず、魅力的な革があれば狙っていきましょう。
とにかく色々な革に触れてみるのがおすすめです。
【革のお値段】相場は?
牛革(ヌメ革)のおおまかな価格相場は以下の通りです。
1デシ(10cm×10cm)あたりの価格相場
- 100円 前後 【安い】
- 150円 前後 【普通】
- 200円 前後 【高い】
最初に革を買う時は、この相場感を元に選ぶと良いと思います。
ちなみに、以下のような革はデシ単価が高い傾向にあります。
- 栃木レザーや姫路レザーなどの品質の良い革
- カーフスキンなどの希少価値の高い革
- イタリアンレザーなどの輸入革
※カーフスキンとは、生後6ヵ月以内の子牛の革
ココがポイント
ネットで買う場合
1デシ=150円前後が、革の品質【並】の相場
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革は実物を見るのが一番
もし浅草駅や浅草橋駅が行ける距離であれば、一度訪れてみることをおすすめします。
私も革を買う時は、浅草の問屋さんや、浅草橋にある革を扱う店舗で買うことが多いです。
なぜかというと、革は実際に触らないと分からないことが多いからです。
どんな革が自分好みなのか、お店で触れてみると結論が早く出せ、実際に見て選べるので安心です。
浅草橋を散策した時の記事があるので、良ければこちらを参考にしてみてください。
革を買う時のオススメ方法
最初に革を買う時に、私がオススメする方法はこちらです。
ココがポイント
品質の良い革・欲しい革を買う。
練習用の安い革も買っておく。
【メリット】
- 良い革と安い革の、見た目や手触りを比較できる。
- 良い革で作品を作るモチベーションUP。
- 安い革ならドンドン練習できる。
- 練習したら良い革ですぐ本番に移れる。
- 良い革なら作品のクオリティも上がる。
良い革しか持ってないと、ちょっと試したいことがあっても
となりがちです。
ココがポイント
例えば、練習には床革を使うのもおすすめ。銀面のある通常の革と比べると破格で買えます。
試したいことは練習用の革が届くまで待つ・・・。
待ち遠しいし、モチベーションもどこかに行ってしまうかもしれませんよね。
ネットショップで革を買う【まとめ】
ネットで買う場合は、実際に触れてみて選ぶことができません。
革の写真と、記載されている商品情報で判断することになります。
ただ、今回ご紹介したサイトでしたら安心して利用してもらえると思います。
値段の相場も覚えておきましょう!
また、慣れてきたら革の問屋さんから直接買う方法もあります。
なぜ『慣れてきたら』おすすめなのかと言うと、ホームページにショッピングカート機能が無く、メールか電話で問い合わせるという形になるところが多いからです。
ちなみに、私が最初に半裁を買ったのは浅草の革問屋さんの姫路レザーでした。
今は閉業してしまいましたが、当時とても魅力を感じるホームページでした。
商品ラインナップを見て、電話とメールでお問い合わせ。
欲しい革の半裁のサイズと値段を伺いながら購入。値段も品質も納得の品でした。
色々な革に触れ、経験を積むことで、段々知識も身に付いていきます。
ドンドン試していきましょう!
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