道具の使い方・技術

コバワックスより手軽で簡単!『Lized ポリッシングワックス』の魅力と使い方

Lizedのポリッシングワックスは簡単にコバをピカピカにできる!

道具いらずで、とっても簡単にコバをピカピカに出来るワックスを見つけました。

その名も、『Lized ポリッシングワックス』

 

ピカピカのコバが好きな人は、必見ですよ。

うさぎ三世
ピカピカにするのは好きだけど、コバワックスとか、手間掛かるのがねぇ。

 

「Lizedのポリッシングワックス」は本当に簡単なので、そんな人にもおすすめです。

本記事では、Lizedのポリッシングワックスの使い方と効果をご紹介していきます。


Lized ポリッシングワックスの用途

Lizedのポリッシングワックスの用途は、コバや銀面をピカピカにすることです。

また、ワックスなので、ある程度の防汚効果も期待できます。

このポリッシングワックスは、ウエスが1枚あればコバや銀面をピカピカにできます。

うさぎ三世
ウエスだけで良いの?だとしたら超簡単じゃん・・・。

 

用途が同じものとしては、こちらのコバワックスは有名ですね。

コバワックスとポリッシングワックス

流通量も多く、馴染の深いモノとなっています。

しかし、コバワックスは固形のワックスなので、塗布するためには熱が必要ですよね。

うさぎ三世
ライターで炙って溶かしても一瞬で固形に戻るんだよね。

 

そのため、塗布するにはアルコールランプや、アイロンゴテを用意する必要があります。

意外とコストが掛かりますし、火事の心配も頭をよぎりますよね。

 

そんな問題を解決してくれたのが、このLizedのポリッシングワックスです。

ポリッシングワックスの魅力

  • 道具いらず(ウエスのみ)
  • 液体だから塗布しやすい
  • 火事の心配が一切なくなる

 

ウエスは、いらなくなったTシャツとかで良いので、まさに道具いらず。

火や熱を使わなくて良いというのも、精神的な面で想像以上にラクでした。

けっこうサラサラした液体で、キツイ匂いも無いのでとっても使いやすいです。

 

以上が、コバワックスとの最大の違いで、ポリッシングワックスの最大の魅力でしょう。

実際、Lizedさんは『手軽にできるワックスがあれば・・・』と思って開発したそうですよ。

うさぎ三世
良いモノ作ってくれたね~♪

 

ちなみに、Lizedさんは『革の染色に関連するアイテム』を多く取り扱っている会社です。

今回のような『革の表情』を変えてくれるアイテムも面白いですね!


Lized ポリッシングワックスの使い方【コバ編】

では次に、ポリッシングワックスの使い方を見ていきましょう。

今回は、ヌメ革のコバに対して使ってみます。

 

最初に、ポリッシングワックスを塗布する前に、一度コバを磨いておきます。

写真のコバは、水を使って2回磨いています。

ワックス塗布前に、水でコバを磨いておく

※基本的なコバの磨き方はコチラをご参考ください。

 

続いて、ポリッシングワックスを綿棒などに染み込ませ、コバに塗布します。

綿棒でポリッシングワックスを塗布する

 

ワックスを、スリッカーで磨き上げていきます。

スリッカーでポリッシングワックスを塗布したコバを磨く

 

仕上げにウエスで磨いて上げると、さらにピカピカになります。

仕上げにウエスでポリッシングワックスを塗布したコバを磨く

 

これで完了です。

ポリッシングワックスの力で、コバが見違えるほどピカピカになりました。

ポリッシングワックスでピカピカになったコバ
うさぎ三世
ほんとだピカピカ!そして簡単すぎるっ!

 

やってることは、トコノールとかでコバ処理をするのと大して変わりませんね。

 

ただ、このポリッシングワックスは、トコノールなどと比べると、多少ねっとり感があります。

その為、磨いてないコバに塗布して磨くと、摩擦が掛かり過ぎてムラになり易いので注意です。

コバ処理をせずにワックスを使ってムラができてしまった状態

 

コバがツルツルなら、摩擦で変に力が掛かからず、ムラになりにくい

コバを一度磨いた後に、ポリッシングワックスで磨き上げよう!


コバ仕上げ別【ワックス効果測定】

やっぱりコバが綺麗な作品は良いですよね。

うさぎ三世
出来るだけピカピカにき上げたくなるよね!

 

ということで、ひとつ、ポリッシングワックスを使ったテストをしてみました。

具体的には、以下の4種類のコバ処理を施した後、ポリッシングワックスを掛けて比較します。

テストしたコバ仕上げ

  • トコノール
  • トコフィニッシュ
  • トコプロ
コバ処理別ポリッシングワックスの比較の準備
うさぎ三世
なるほど!これでコバの仕上がりの差を確かめるんだね!

 

そうです。

「ポリッシングワックスと相性が良いのはどれだ!?」と、気合入れてテストを開始!

したんですが、結果的にはどれも大した差は出ませんでした。

コバ処理別ポリッシングワックスの比較

多少見た目が違うのは、コバ処理をした時の仕上げの状態がそのまま出てる感じです。

ワックスとの相性の問題ではありません。

 

やってる事は『ワックスを乗せた』だけなので、当然と言えば当然の結果かもしれませんね。

うさぎ三世
それじゃ、コバ処理剤との相性は特に気にしなくて大丈夫そうだね。

 

水だけで磨いたコバでさえも、ポリッシングワックスを使えば『ツルツルピカピカ』に仕上げることができる!


Lized ポリッシングワックスの使い方【銀面編】

「ポリッシングワックスは、銀面に使うのもオススメ!」と聞いたので、試してみました。

ここでも、ヌメ革に対して使ってみましょう。

 

まず、ヌメ革の銀面に、布に染み込ませたポリッシングワックスを塗布します。

銀面にポリッシングワックスを均一に塗布する

染みにならないように、薄く均一に伸ばしていきましょう。

 

あとは、それをウエスで磨いていくだけです。

好みのツヤが出るまで、塗布して磨くを繰り返しましょう。

ポリッシングワックスを塗布したら銀面をウエスで磨く

今回は、2回塗布してウエスで磨き、3回目はスリッカーで軽く磨き上げてみました。

最初からスリッカーでやると、コバの時と同様にムラが出来やすいので注意ですよ。

 

左側がワックスで磨いた方で、右側が何もしてない銀面です。

ポリッシングワックスを塗布した銀面との比較
うさぎ三世
おお!表情が全然変わるね!

 

個人的には、あまりテカテカしてない方が好きかも??

でも使い方によっては、高級感を出せそうですね。

ちなみに、ワックスは紫外線を通すので、革のエイジングも進むそうですよ。


あると便利なLized ポリッシングワックス

Lizedのポリッシングワックスは、まだ比較的新しい品なので、知らない人も多いです。

ですが、この記事を読んでいただいたことで、そのお手軽さは伝わったのではないでしょうか。

うさぎ三世
ウエス1枚あれば磨けるなんて、超便利!

 

まとめ

  • 液体だから溶かす必要なし!
  • 熱ゴテなどの道具も不要!
  • ウエス1枚で磨ける手軽さ!
  • 火事の心配が無い!
  • イヤな匂いも無い!
  • 簡単にツルツルピカピカに!
  • 日持ちもする!(らしい)

 

「このコバ、あともう少しだけツヤを出したい」

そう思った時に、このLizedのポリッシングワックスがあると、とっても便利ですよ。

 

うさぎ三世
どれくらいの頻度で使うかまだ想像できないけど・・・

コレ、どれくらい日持ちするのかな?

 

私も今回はじめて買ったので、残念ながら確かなことは分かりません。

でも、お店の人に伺ったところ、長期間保存できるのも魅力の一つとのことでした。

日持ちについても詳しいことが分かったら、また更新したいと思います。

 

コバワックスの使い方が難しくて、ワックス掛けを断念する人も多いですが、コレで解決できます。

これからワックスに挑戦する方も、本当に簡単なので、ぜひ試してみてくださいね。

 

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