ネットショップ開設サービスごとに、気になるユーザ数や、特徴を比較してまとめました。
この記事を書いたのはこんな人
- ハンドメイド品の販売者
- 複数のネットショップサービスを併用、調査
- 多数の商品出品、販売の経験有り
こんな方におすすめの記事です
- これからハンドメイド品の販売を始める
- 各ネットショップサービスの特徴が知りたい
- ネットショップ(無料)の選び方を知りたい
※2022年3月時点の調査内容です。
おすすめネットショップ 4選
ご紹介するのは、以下4つのサービスです。
ネットショップ 4選
- minne(ミンネ)
- Creema(クリーマ)
- BASE(ベイス)
- メルカリShops
これらは、ハンドメイド販売に向いているサービスという基準で選定しました。
ハンドメイド販売に向いているサービスとは?
- 商品写真が10件以上登録できる
- ショッピングモールのアプリがある
- ハンドメイド品を買うユーザが多い
中でも、2つ目のショッピングモールのアプリがあるのは重要です。
ショッピングモールのアプリとは?
スマホなどから、全ての販売者・店舗の商品が見れるアプリ。ECモールと呼ばれる。
ユーザは欲しいものを検索して、色々な商品が見れる。
例えばミンネであれば、アプリを起動すると、たくさんの店舗・商品が表示されます。
出品した場合、当然その中に表示されるようになりますし、検索対象にもなります。
つまり、アプリを使うユーザ数(何百万人)が、そのまま顧客候補数になるというメリットがあるということです。
また、モールアプリは、自店舗のサイトデザインがほぼ決まっているため、サイト作成に時間が取られないというメリットもあります。
逆に、アプリがないネットショップサービスもあります。カラーミーショップや、Squareなどです。
独立した自身の店舗ECサイトを無料で作れますが、モールアプリがないので、自サイトを見つけてもらうところから考える必要があります。
こういったサービスにも、もちろんメリットはあります。
独立店舗ECサイトのメリット
- デザイン・機能の拡張性が高い
- ブランド力がつく
- 販売手数料が安い
例えば、以下の記事で紹介している「Square」というサービスのネットショップサービスは、販売手数料が3.6%と格安になっています。
その為、SNSなどを使って自分で集客できる人は、こちらを選ぶ方が利益率が激増します。
ただ、ミンネやクリーマなどと比較すると、どうしても入り口が狭くなってしまいます。
Instagram連携などの機能を利用して、集客できる力がなければ、これからハンドメイド販売を始めるには少しハードルが高いサービスになるでしょう。
すでにSNSが活用できている方には逆にオススメ!
それでは続いて、各サービスの特徴を見ていきましょう。
ミンネの特徴
【ミンネ】
- 種 類:ECモール
- 販売者数:81万以上
- 作 品 数:1400万点以上
- 利用者数:アプリDL数 1280万以上
- 特 徴 ①:20-40代の女性の購入者が多い
- 特 徴 ②:購入レビュー40%(他社比較10倍)
日本最大級のハンドメイド・手作りの通販サイトです。とにかく販売者数・アプリ利用者数が多い!
年間流通額はなんと約150億円!(2020年時点)
「ハンドメイド販売を始めるなら、まずミンネから」と言っても過言ではありませんね。
ミンネで購入するユーザは女性が多い傾向にあるので、レディース系の商品を扱う方は必ず登録しておきましょう!
レビューが多いというのも、これからハンドメイド販売を始める方には魅力です。商品で気に入ってくれたところ、気に入らなかった点をリアルな声で教えてもらうことができます。
また、販売者の負担0で、海外配送なども行っているようですので、海外向けにも販売できる商品を扱う方は要チェックです。
クリーマの特徴
【クリーマ】
- 種 類:ECモール
- 販売者数:15万以上
- 作 品 数:1000万点以上
- 利用者数:アプリDL数 1000万以上
- 特 徴 ①:販売者・品のレベルが高い
- 特 徴 ②:クリエイター売り上げNo.1
こちらも日本最大級のハンドメイド販売サイトのひとつ。月間300万人以上の利用者がいます。
ミンネと比べて販売者・利用者数は少ないですが、しっかりとファンがつきやすいという印象です。
アプリの中をのぞいてみると分かるのですが、クリーマで扱われている商品は、ミンネと比較するとクオリティが高いものが多いです。
そのため、商品の単価が高くできる傾向にあります。これは国内の大手ハンドメイドマーケットの中で、圧倒的No.1となっています。
正直、「駆け出しの人がここで商品を売るのは難しそうだなぁ・・・」と感じます。
良いモノを探しているユーザ(目利き)が多いため、一度気に入ってもらえるとファンになってくれるかもしれません。
売上UPにはリピーターが大事です。クリーマで売れるクオリティの商品を扱う方は、登録しておきましょう。
BASEの特徴
【BASE 】
- 種 類:ECモール兼ECサイト
- 販売者数:170万以上
- 作 品 数:不明
- 購入者数:800万人
- 特 徴 ①:Instagram連携・販売が可能
- 特 徴 ②:ショップ用カスタマイズアプリ有
BASEの場合は、「PayID」というECモールアプリがあります。
尚且つ、「https://〇〇〇〇.base.shop/」のように自分のお店専用のURLを取得でき、ECサイトを作ることができます。
※〇〇〇〇の部分は、登録時に自分で決められる。
自分ののECサイトなので、デザインも自由度が高いのが特徴です。
アプリでクーポンの発行や、メルマガを作ったりすることもできます。
サイトで独自性を出したい人に向いています。
販売者・購入者の数が多いですが、ハンドメイド品以外を販売している店舗も含まれています。
ハンドメイド品に特化したECモールではないということは、念頭に置いておきましょう。
メルカリShopsの特徴
- 種 類:ECモール兼ECサイト
- 販売者数:不明
- 作 品 数:不明
- 購入者数:毎日2000万人が利用
- 特 徴 ①:幅広い年齢層
- 特 徴 ②:匿名配送に対応
こちらもBASE同様、独自のECサイトを作れます。
そのECサイトが「メルカリ」のアプリで検索にヒットするのが最大の強みではないでしょうか。
毎日2000万人が利用するアプリですから、自分の作品が目に入る機会も、格段に多くなることが期待できます。
メルカリはポイントサービスがすごい!
- メルカリくじをしたら
- コンビニで買い物したら
- 牛丼を食べたら
このように、様々な形でメルカリで使えるポイントをユーザがゲットできます。
他のサービスも、クーポン発行などしてくれるのですが、コンビニで買ったらポイントがつくなどのサービスは中々ありません。
平日のお昼、いつもコンビニでお昼を買う人は、ざくざくメルカリポイントが貯まるんです!
そのポイントを使って商品が買えるので、購入のハードルがかなり下がりますよね。
当然、ポイントを使って購入してもらっても、販売者にはそのまま売上が入ります!
また、メルカリ便という匿名配送が使えるのも大きな魅力の一つです。
会社は副業NGだから、名前と住所がわかってしまうのは・・・
顔も見たことない人に住所を知られるのはちょっと怖いかも・・・
購入者には匿名で配送できるので、よくあるこんな悩みも解決してくれます。
おすすめネットショップ【まとめ】
ミンネ、クリーマ、BASE、メルカリShopsの4つを紹介しました。
ご自身にあったサービスは見つかったでしょうか?
サービスの選び方として、扱う商品のクオリティから選ぶという手もあります。
※メルカリShopsのモノが全てクリーマの商品に劣るというわけではなく、あくまで傾向として。
売れるまでのハードルが比較的低いのは、ミンネとメルカリShopsです。
出品しても、売れないと「つまらない」ですし、「つらい」です。
自身の商品が売れるサービスを選びましょう!
それに負けないパワーがある人は、できるだけ多くのネットショップを同時に運営しましょう。
全て無料ですし、サービスが増える分、世に商品が露出する機会も増え、売れる確率が上がります!
更に余力があるなら、カラーミーショップやSquareも視野に。