革財布、革のキーケース、革のカバン、革の名刺入れ・・・etc
【革製品】は、その見た目や手触りから高級感やあたたかみを感じますし、しかも丈夫なので実用的なものが多く流通しています。
そのため、贈り物として、その人気は不動のものですよね。
そんな革小物を、大事な人へのプレゼントにしませんか?
それも 自分が作ったもの であれば、きっと喜んでもらえることでしょう!
こんな方におすすめの記事です
- レザークラフト未経験でも作れる革小物が知りたい
- オリジナリティーのある革小物を贈りたい
- リーズナブルにオーダーメイドする方法を知りたい。
家族や恋人へ、世界にひとつの贈り物をしてみよう!
レザークラフトでどんな革小物がつくれる?
レザークラフト未経験でも、以下のものは意外と簡単に作ることができます。
- しおり
- 三角コインケース
- カードケース
- ブックカバー
- マウスパッド
- カフェカップホルダー ・・・etc
こんな感じのものだったら、レザークラフト始めて2週間くらいでも出来てしまいます!
作れると言っても、どれくらいの時間がかかるものなのか気になりますよね。
上の作品は私が駆け出しの時に作ったものなのですが、それぞれに掛かった時間をご紹介します。
それぞれの制作時間目安
- カフェカップホルダー:約2時間
- カードケース:約3時間
- ブックカバー:約4時間
- マウスパッド:約6時間
マウスパッドはただの平面ですし簡単に作れます。
それなのに一番時間がかかる理由は縫いが多いからです。手縫いは時間が掛かるのです。
逆に、縫いが少ない方が、時間も掛からず、縫い穴を開ける時などの失敗のリスクが低いです。
カードケースやブックカバーは縫いが少ないので早く完成しました。
しかも、平面の革を2枚縫い合わせるだけなのでとっても簡単です。
レザークラフトは初心者でもできる?
レザークラフトは、始めにくい・敷居が高いというイメージを持たれることが多いです。
ですが、実は簡単に始めることができます。
初心者でも革小物を手作りできる?
簡単に始められるって言っても、日常で使えるレベルのものは作れないんでしょ?
こんな疑問を持つ方も多いと思います。
でも、未経験・初心者でも、日常で使っていけるレベルのものは作れるんです!
先程紹介した、カードケースやブックカバーなどもそうです。想像以上に簡単に作れます。
もちろんお店で売ってるような、綺麗に整ったモノをつくるには、それなりに時間をかけて熟練度を上げる必要があります。
ですが、使える形にすることは、まず問題なくできます。
贈り物としてのレベルはどうなの?
当然の疑問ですよね。クオリティが気になるところかと思います。
でも、この3つが出来れば、贈り物としても充分通用するレベルになります。
チェックリスト
- 革を綺麗に切る
- 床面、コバを整える&磨く
- 縫いの基本「平縫い」を覚える
それぞれの作業イメージはこの記事を見ていただくと分かりますが、難しいことはありません。
また、革とは本来、キズやシワ、色ムラなどの「味」を感じる素材になっています。
実際、手作り品には、なんとも言えない味・あたたかみが生まれます。
手作り革小物は、贈り物にうってつけなのです。
始めるにはどれくらいのお金がかかるの?
でも、道具をそろえたりするのにけっこうお金がかかりそう・・・
確かに、ある程度の道具は揃える必要があります。
革素材も買わなければなりませんね。
先ほど例にしたカードケースを作る場合、大体いくらぐらいかかるのか。
ズバリ、これくらいの金額です!
初期費用(参考)
- レザークラフト用の道具 = 約7,000円
- 牛革の素材 = 約1,000円
カードケースだけでなく、そんなに大きいモノでなければ、大体この範囲で作ることが可能です。
例えば、キーケースやレザートレイも作れます。
以下に、道具や革を揃える時のポイントも記事にしていますのでご参考ください。
初期費用が気になる方へ
確かにひとつプレゼントを贈るためだけに、道具や革を買うのは少し割高なイメージですよね。
でも、プレゼントを贈るタイミングは、これからもたくさん有るはずです。
プレゼントを贈るタイミング
- 恋人、友人、家族の誕生日
- 母の日、父の日
- クリスマス
- バレンタインデー、ホワイトデー
- ハロウィン・・・etc
道具を揃えてしまえば、次にカードケースを贈る時は、革を1000円で買えばOKになります。
手作りの贈り物は相手も嬉しいですが、自分のお財布にも優しいのです(笑)
楽しくなってきたら、それは立派な趣味にもなりますよね!
しかも、クオリティが上がってきたら『趣味の延長で副業』なんてことも夢ではありません。
実際、私がレザークラフトを初めて数週間で作った名刺入れが、2,000円位で何個か販売できたという経験もあります。
革小物を手作りしてプレゼントしよう!
まずは簡単に作れるモノから初めて、手作りの革小物を贈ってみませんか?
当サイトオリジナルカップホルダー
こちらのカフェカップホルダーの作り方を、写真付き7ステップで紹介しています。
レザクラ入門向け |初心者でも簡単【カップホルダー】作り
続きを見る
ひしめ打ちを使っての穴あけ作業や、難しい縫い作業がないので失敗しにくく、簡単に作れます。
そのため、必要な道具も少ないです。型紙も無料で配布中。(どちらも記事内で紹介しています)
用途としては『くるくる巻いてカバンに忍ばせておき、カフェやコンビニでテイクアウトする時に使う』といった感じです。
初心者キット
革を選んで買うことや、革の裁断を省きたい方は、こちらの初心者キットがオススメです。
長く使える小銭入れが簡単に作れます。価格は2,000円ほど。
ヌメ革(牛革)なので、エイジングによる革の変化も存分に味わえます。
ただし、こちらは縫い作業があるので、ひしめ打ちやゴム板、ハンマーなどの準備が必要です。
(必要な道具は、商品ページの拡大写真で確認できます。)
別のモノを作りたい⇒型紙を手に入れよう!
名刺入れやお財布レベルの革小物を作る場合、型紙は必須です。
型紙集のおすすめはこちら。
初心者向けの小さめの革製品の型紙がそろっています。(アレンジすることも可能)
また、ネット上にも無料の型紙があったりしますので、自分が作りたい型紙が落ちてないか、まずは探してみるといいかもしれません。
有料ですが、型紙専門店の「ShiAN(シアン)」さんもおすすめ。
初心者向けの親切な説明書付きで多数の型紙が置いてあるからです。
買ったらすぐ型紙のPDFがメールで届くので、すぐ手に入れられるの手軽さも魅力です。
関連記事
型紙の必要性や、ShiANさんの特徴をまとめた記事 続きを見る
レザークラフトに【型紙】は必要?綺麗な作品は型紙から!その理由を解説
【オーダーメイド】品という選択肢も
もし、「手作りだとやっぱり大変そうだな・・・」と思った方には、革小物のオーダーメイドという選択肢もあります。
例えば、以下の『JOGGO』さん。
このネットショップでは、好きな色で革小物を作っていただきつつ、名入れもしてもらえます。
JOGGOの特徴
- オーダーメイドなのにリーズナブル
- 無料で名入れできる
- 全14色からパーツごとに色を選べる
- 色は簡単で楽しいシステムで選べる
- プレゼント用のラッピングもオシャレ
主な取り扱い商品
- お財布
- 名刺入れ
- スマホケース
- ミニバッグ
- キーケース
- 革のブーケ(造花)
お財布なら、安価なものだと6,490円でオーダーメイドできるので、とってもリーズナブルです。
【全14色】好みの組み合わせでオーダーできる
JOGGOでは、全14色を使って、パーツごとに自分の好きな色を選べます。
ココがすごい
サイト内で「完成イメージ」を見ながら革小物の色を変更していくことができる!
注文する前にイメージをしっかり確認できるので失敗しない!
色を選ぶ時の画面 引用元:【JOGGO】2wayエンベロープミニバッグのデザインページより
色を変えたいパーツをクリックして、好きな色をクリックで選ぶだけで、パッパッと完成イメージが切り替わります。
このシステム・・・ストレスフリーで、やるだけでもかなり楽しかったです!
名入れなどのオプションも充実
JOGGOのギフトオプション
- 名入れ 無料
- デザイナーラベル 無料
- オリジナルギフトボックス 300円
- メッセージカード 100円
名入れは、ゴールド文字・シルバー文字・型押しの3種類から選ぶことができます。
他のオプションも素敵な贈り物を演出してくれるので、特別感を更にUPできますね。
手作りで【世界に一つ】をプレゼント!
やはり一点モノは、もらう側としては嬉しいものですよね。きっと喜んでくれると思います。
私も、プレゼントでもらった革の財布や、キーケースはもう10年以上使っています。
また、自分の手になじんで愛着も沸いているので、なかなか他のモノに買い替えようという気にならないんですよね。
『思い入れのあるモノ』になっています。
手作りの革小物で世界に一つの贈り物、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょう?
当サイトでは、未経験・初心者の方がレザークラフトを始めやすいような情報をまとめています。
参考になるかと思いますので、少し眺めていってもらえれば嬉しいです。
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余談
革細工ってどうやって作られるのか。これって意外と知られていないんですよね。
皆さんは今までレザークラフトに使う道具や、革製品になる前の革素材の実物を見たことがあるでしょうか?私はレザークラフトを始めるまでは、正直一度も見たことがありませんでした。
小学校や中学校の図工や美術で、木工は経験されたかと思います。粘土細工もやった記憶があります。また、家庭科の時間では、裁縫道具をそろえて、実際に縫物を経験されていますよね。
でも、レザークラフトを経験されている人はほとんどいません。縫う時、革にひし形の穴を空けることだって私は知りませんでした。
レザークラフトについて調べてみようと本屋に行っても「始め方」「作り方」などの書籍は全然ないんです。ネットなら買えますが、中身見ないで買うのも難しい・・・。
でも、どうやって作られているのかわからないものは、もらう人もワクワクしますよね!
プレゼントした後に、作り方を教えてあげたら、手間暇が掛かってることに感動してもらえるのではないでしょうか。
この記事を見て、レザークラフトを始めようかなと思ってくれたら嬉しいです。
by さんせー