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おすすめのレーシングポニー『ファーボ』|縫い作業が格段に楽しくなった話

おすすめのレーシングポニー『ファーボ』

こんにちは!レザークラフトの縫い作業をすると肩がこる、さんせーです。

立って縫ったり、座って縫ったり、楽な姿勢を色々試しますが、なかなか改善できずにおりました。

うさぎ三世
肩こりのせいで縫い作業がつらいっ!!

 

本記事では、そんな私を肩こりから解放してくれたアイテムを紹介します。

その名も『ファーボ』。クラフト・ノラさんが製作した、いわゆるレーシングポニーやステッチングクランプと言われる物です。

 

見た目とサイズ感はこんな感じで、かなり大きめのレーシングポニーになります。
(真ん中にあるのはファーボの延長アタッチメント。記事後半で紹介します。)

レーシングポニー「ファーボ」の見た目
うさぎ三世
木槌と比べると大きさが良く分かるね!

 

さて、いきなりですが結論です!

ファーボを使うと

  • 好きな体制で縫い作業が出来る
  • 身体にかかる負担が減る
  • 手元を好きな位置にセット
  • 革を締め付け過ぎない完璧な固定
  • 安定した縫い作業
  • 作品も綺麗に仕上がる

と、こんなメリットが得られます。

それでは、レーシングポニーの選び方のコツなどと一緒に、ファーボの魅力をお伝えしていきます!

 


レーシングポニーの用途と魅力

まずレーシングポニーとは、作業中の革をしっかり固定してくれる便利な道具です。

両手で手縫い作業を行うレザークラフトでは大活躍するアイテムですね。

レーシングポニーの使用風景
うさぎ三世
両手が自由に使えることでスムーズに縫い作業ができるよ!

 

基本は、革を木で挟んで固定する構造になっていて、様々な種類やサイズが販売されています。

うさぎ三世
ステッチングツリーとは違うの?

 

下の3つは、ネット上ではほぼ同意義として使われているようです。

  1. レーシングポニー
  2. ステッチングツリー
  3. ステッチングクランプ

もしかしたら、脚でまたいで使うのがレーシングポニー、机に固定するのがステッチングツリー・・・とか厳密に言うと違うのかもしれません。

ただ、試しにそれぞれをAmazonで検索してみましたが、ほぼ同じ商品がヒットします。
(もしかしたら完全に同じ商品だったかも?)

ですので、とりあえず今回は『レーシングポニー』の名称を使ってご紹介していきたいと思います!

 

そんな手縫い作業に役立つレーシングポニー。

適切な機能を持ち合わせた物を選ぶことで、効率的かつ綺麗な仕上がりを実現できます。

うさぎ三世
次はそのあたりを見て行こう!

 


レーシングポニーの選び方

以下のようなレーシングポニーが、多くのユーザにとって使いやすいと評価されています。

  1. 革の固定が容易で微調整が可能
  2. 角度調整が自由自在に可能

 

この2つは非常に大事です。

それぞれ、ファーボの特徴と一緒に見ていきましょう。

 


革の固定で微調整が出来る重要性

例えば1つ目の、『固定の調整』とは、革を挟み込む力の調整のことです。

これがうまく調整できない場合、作品を締め付け過ぎたりして、革に跡が残ってしまいます。

うさぎ三世
安物は調整できない事が多いよ。

 

ワンタッチのレバーで締め付けるタイプのものなんかは要注意です。

レバーを倒し切らないと固定力が働かない事が多く、結果、必要以上に締め付けてしまいがちです。

うさぎ三世
革の厚みは作品ごとに変わってくるからね!

 

作品の厚みに柔軟に対応できるレーシングポニーを選びましょう。

その点、さんせーオススメの『ファーボ』は、革の厚みの差に完璧に対応できます。

 

ファーボでは、この回し車をまわす事で、先端が開いたり閉じたりします。

レーシングポニー「ファーボ」の開閉機構
うさぎ三世
なるほど!左右のボルトで調整されるんだ!

 

これはスゴイ賢い造りで、初めて使った時は思わず感嘆の声をあげてしまいました。

要するに、回し車を回した分だけ先端を締めたり開いたりといった微調整が出来るので、どんな厚みの革にも完璧に対応できるわけです。

 

また、先端には適度な柔軟性のあるゴムが付いていて、革を保護する役割を担ってくれます。

レーシングポニー「ファーボ」の先端のゴム

レーシングポニー「ファーボ」の先端のアップ

そのため、調子に乗って回し車を回し過ぎても安心です。(笑)

うさぎ三世
回すのちょっと楽しいからねぇ

 

とはいえ、そもそも回し車が廻り過ぎる前に「ここだ!」って手応えを感じるタイミングが来るので、締め付け過ぎて革に跡が付いてしまうことは基本無いでしょう。

 

 


角度調整ができる重要性

レーシングポニーの先端の角度を調整できることも大事です。

なぜなら、ポニーの先端(作品)を手元において、尚且つ楽な姿勢で縫い作業が出来るようになるからです。

 

ここで注意が必要なのは、机に固定するタイプのレーシングポニーだと、ある程度手元の位置が決まってしまうという事です。

うさぎ三世
ん?なんで?

 

つまり、

『机の高さ』 + 『レーシングポニーの高さ』 = 『手元の位置』 になるわけです。

レーシングポニーの角度を調整することで、少し高さを調整することは可能ですが、さほど調整幅は無いと見て良いでしょう。

 

そうすると、それに合う机や椅子を探すことになります。

やりやすい姿勢を求めるために、色々変えていかなければならなくなってしまいますよね。

 

それでは『ファーボ』はどうなのかと言うと、言ってみれば無制限の角度調整が可能です。

それが分かる写真がこちらです。

レーシングポニー「ファーボ」の使用風景③

ダイニングチェアーで作業

レーシングポニー「ファーボ」の使用風景④

ソファーで作業

※子供のおもちゃが思いっきり写ってますがスルーしてください・・・!

 

見ての通り、ファーボを床に置いた角度で、手元の位置を決めています。

ファーボのその長いボディを上手く傾けて上げることで、椅子や場所が変わっても、好きな位置に手元を持ってくることができるのです。

 

また、左側の写真ではファーボのアタッチメントを使っています。

ソファに比べて座高が高くなったので、アタッチメントを使って調整している感じです。
(アタッチメントは無くても快適な作業が出来そうでしたが、紹介したかったので付けてみました。)

要するに、身長や座高の高さ、使っている椅子の高さなど、誰にでも丁度良い場所が見つけられるよう制作者の方が考えている、ということですね!

うさぎ三世
ありがたきっ!

 

あわせて読みたい

 

ちょっとウチには無いので試せないのですが、『ヨギボー × ファーボ』はかなり楽になるんじゃないでしょうか・・・!

ヨギボーある方はぜひ試してみてくださいね。(出来れば感想ください!)

 

ちなみに、床に付く部分にはゴムが付いているので、床を傷つける心配もありません。

レーシングポニー「ファーボ」のゴム脚

 

 


 

まとめ『ファーボ』で快適なレザークラフトを!

ファーボに出会ったことで、私のレザークラフトライフが格段に変わりました。

 

これまでは、机に固定するタイプのレーシングポニーを使用していましたが、その場合、立って作業していました。

作業机以外に固定できるところが無かったので、いつも同じ場所で「やりにくいし、疲れるな~」と思って縫い作業をしていました。

 

今では、事務所、ダイニングテーブル、リビングのソファーなど、場所を選ばずに作業できています。

ちょっとテレビ見ながらやる時は、ファーボを持ってソファーに。

集中してやりたい時は事務所の椅子に座りながら、など、自由度が高くなりました。

 

下の写真のように、その時の気分や身体の具合によって、ファーボを快適な角度に合わせて、無理のない姿勢で縫い作業を愉しんでいます。

レーシングポニー「ファーボ」の使用風景②

背筋を伸ばしながら作業

レーシングポニー「ファーボ」の使用風景①

少し寄りかかりながら作業

まとめ

  • 好きな体制で縫い作業が出来る
  • 身体にかかる負担が減る
  • 手元を好きな位置にセット
  • 革を締め付け過ぎない完璧な固定
  • 安定した縫い作業
  • 作品も綺麗に仕上がる

あ、あと左右の磁石に針をくっつけておくことも可能です。

途中で手を離す時も、糸と針がダラ~ンとしないし、作業もしやすくて良い感じです!

レーシングポニー「ファーボ」のマグネット

 

手縫いでレザークラフトをしている人は、どうしても縫う時間が長くなりますよね。

その時間がつらいと、レザークラフトをやることが嫌になってしまうかもしれません。

快適なレザークラフトライフを送るために、レーシングポニーの導入を検討してみましょう!

 

 

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