男性にも女性にも、素敵な贈り物として喜ばれる【革】製品。
革財布や革のキーケース、革靴や革のコート。
革で作られたものは高級感があるので、プレゼントされたら嬉しいですよね!
この記事では、そんな革製品の魅力について、革の歴史もふまえてお伝えしていきたいと思います!
こんな方におすすめの記事です
- 高級感のある革製品が好き
- 革の歴史に興味がある
- 革製品の魅力について見識を深めてもっと好きになりたい
革製品がもっと好きになってもらえたら嬉しいな!
革製品の魅力を歴史的視点で
それではまずは歴史的な視点から、革の魅力をお伝えしていきます。
過去、人類がどのようにして「革」を使ってきたかを知ることで、革製品の背景が見え、歴史的ロマンが感じられます。
きっと革に対する愛着も増すと思いますよ!
また、革製品をプレゼントで贈る時に、雑学的でトリビア的なプチ情報としても使える!・・・かもしれません(笑)。
革の歴史:原始時代から使われ続けている
「革」はそのルーツを追っていくと、とても古くから存在することがわかっています。
生きるために、狩りでしとめた獲物の肉を食べます。すると「皮」が余りますね。
きっとその「皮」が、衣料や敷物として使えるようにした「革」となるには、それほど時間はかからなかったのではないかと想像します。
僕が読んだ文献では、新石器時代の頃から普及し、革製品で覆い(衣料)をつくったことで人類が寒いところにも移動できるようになり、生息範囲を広げてきたという説があります。
また、獲物をしとめた証拠として、自分の強さを誇示するために獲物の革を身に着けたりもしていたようです。
この時代から、革はすでにステータスに使われていたということですね!
革の歴史:【アイスマン】も着ていた
「アイスマン」
ご存じの方も多いかと思います。
1991年にアルプス山脈にある氷河から見つかった、5300年前の男性のミイラです。
実は彼が身に着けていたものは、革のコート、革靴、革のゲートル(タイツ)、革のフード、革のポーチ付きベルトなどの革製品だったのです。
この事実により、少なくとも5300年以上前から、革製品は人間に無くてはならないものになっていたということがわかります。
先ほど、原始時代の頃から革は使われているというお話をしましたが、実は革は有機物のため、埋蔵されたものは時間の経過とともに分解されてしまうので、遺物としての検証がとても困難なのです。
数少ない遺物や、壁画などから存在は確認されてはいるみたいですが、彼(アイスマン)のように革製品を身に着けていた証拠が残っていたことは奇跡に近いのです!
※壁画はイメージです。
どうでしょう?
なんだか歴史的ロマンを感じませんか?
革の歴史:中世時代あたりでは武具、馬具に
時代が進むにつれて革素材の加工技術や、革製品を作る技術も向上していきます。
革製品は、その加工方法によって固くしたり、やわらかくしたりもできて、成形もしやすく実用性が高いです。
そのため、色々なものに使われていきます。
中世時代のあたりでは、武具や馬具にも使われ、革のマントをまとう騎士などもいたようです。
「命を守るために革をまとっていた」ということですね。
「かわのよろい」
「かわのたて」
装備しますか?
→はい いいえ |
ということをリアルにやっていたはずです(笑)。
金属の大量生産がむずかしい時代には、さぞ革の武具は重宝されたのだろうと推測されます。
現代ではおしゃれアイテムとして人気な革製品
さて、現代の革製品の在り方です。
お財布やキーケースなど、革製品はおしゃれで高級感のあるアイテムとして確固たる地位を確立していますね。
革製品は、手触りの良さ、表情の豊かさ、丈夫さなどから、いつになっても人気が衰えることがありません。
これからもっとAIが発展して世の中に機械が増えてきたとしても、革製品はきっと愛され続けることでしょう。
むしろ無機質な建物や機械モノが充足して並んでいる中、そこに革製品があればもっとその魅力は光るはずです。
金属ほどではありませんが、革製品も大事に使えばとても長持ちします。
おおげさに言えば、人の一生モノになれるほど丈夫です。
「丈夫」というのも、現代で革製品が贈り物に選ばれる理由のひとつですが、もちろんそれだけではありません。
それでは続いて、革製品の魅力についてせまっていきたいと思います!
革の魅力 7つ 贈り物に選ばれる理由
自分へのご褒美や、大事な人へのプレゼントなど、革製品は高級感のある贈り物として選ばれます。
そんな革製品の魅力とはなんなのでしょうか?
じっくり考えた末、革のどこに魅力を感じているのか7つのワケをまとめてみました!
※多少、個人的見解も含んでいるかと思います。m(_ _ )m
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革の魅力① 丈夫で、しなやか
これは先ほど紹介したとおりです。
極端に言えば、鎧にもなりますしマントにもなります。
また、革財布のようにお財布の形を保ちつつ、少し曲がるくらいのしなやかさを演出することも出来る、素晴らしい素材なのです。
革の魅力② 天然素材である
天然素材というのは人工的に作られたものと比べて、唯一無二と受けたられたり、その素材自体にロマンを感じ、人は惹かれます。
例えば、ダイヤモンド。今の技術では、人工ダイヤモンドというものも作れます。見た目は違いがわからないくらいほとんど同じです。
人工ダイヤモンドと、地球内部で生成された天然のダイヤモンド、どちらが欲しいでしょうか。
当然天然のダイヤモンドの方がいいですよね!
革についても似たような話があります。「合皮」です。
近年合皮の技術も上がり、いいものもたくさん出ていますが、「本革」って書かれていた方が惹かれませんか?
それはやはり人工的に作られたものではなく、天然素材だからに他ならないと思います。
また、革はその動物がもっていた「シワ」「キズ」「血管の跡」などがあり、同じ模様は二つとない、唯一無二の素材であることが多いです。
さらに、そのシワやキズからも、その動物が生きていた時のことを想像したりとロマンを感じることができます。
天然素材というのは、その素材が出来るまでの歴史を感じることができるので、自然と惹かれるのだろうなと思います。
革の魅力③ あたたかみがある
天然素材であることとも通じますが、革はとてもあたたかみを感じられますよね。
アルミで出来たカードケースと、革で出来たカードケース。
どちらも良いものですが、やはり革で出来たカードケースの方があたたかみを感じます。
手触りだったり、その柔軟さから感じる、しなやかさ、なめらかさによるものでしょう。
革製品に触れているだけで少し気持ちがホッとするのではないかとすら思えます。
革の魅力④ 高級感がある
一般的に、布製品よりも、革製品の方が高級感を感じるかと思います。
そのワケは、丈夫であったり、重厚感があったり、形を保ちやすいなどの理由からきていると考えます。
布製カバンと、革製カバンどちらが欲しいかと問われたら、やはり革製カバンと答える人が多いと思います。
※布だって良いものは革に負けないくらい素晴らしいものもあるのですが、市場で出回っているカバンで高級感のあるものはあまり見かけませんよね。
革はモノの形をカチッと決め、なおかつシッカリとしたつくりに出来るので、セレブ感やフォーマル感を演出することにも向いています。
それが高級なイメージに結びついているのかとも思います。
革の魅力⑤ 使えば使うほどその人の手になじむ
革はもともと動物の皮膚なので、その形を保つために適度な油分や水分を含んでいます。
そのため、使う人が触れるたびに、その人の油分や水分が少しずつ少しずつ移りこみ、やがて手になじむようになっていきます。
その人がお財布を持つときのクセ(しょっちゅう持つところ)が、革製品に移りこみ、肉眼ではわからないレベルでも、その人の手の形に段々となじんでいくのです。
これにより、自分だけのモノとして、唯一無二を感じれるということもありますね。
革の魅力⑥ 革はお手入れをすることで愛着が沸く
革はもともと動物の皮膚なので、カラカラに乾燥すればダメになりますし、湿気を浴び過ぎてもカビが生えたりしてしまいます。
そうならないように正しくお手入れをすることでとても長持ちします。
ブラシをかけ、クリーナーで汚れを落とし、クリームで栄養を与え、クロスで磨く。
※最近では、撥水スプレーなどでビフォーケアすることも重要です。
このようにお手入れすることで、ツヤを取り戻したり、しっとりした肌触りになったりするので、手間暇かけると良くなるのが実感できるので愛着が沸くのです。
革の魅力⑦ エイジングを楽しめる
革にはエイジングという経年変化を楽しむという魅力もあります。
主に、革に色をのせていない革本来の色(肌色っぽいヤツ)ものは顕著にエイジング効果が表れ、アメ色に変化していきます。
その表情の変化が楽しみで使っている人もたくさんいます。
これも唯一無二のものを育てていく感覚になるので、やはり愛着が生まれていくのでしょう。
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革製品の魅力【まとめ】
革の歴史や、魅力についてお伝えしてきました。
この記事を見て、革が好きな人がもっと増えてくれたらいいなと思います。
まとめ
- 革には歴史的ロマンが詰まっている!
- 現代では革は最高の贈り物!
- 革の最大の魅力は、唯一無二の愛用品になりえること!
他にも「こんな理由で革が好きだよ」ということがありましたら、お気軽にコメントいただけると嬉しいです!
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